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長距離・キャンプ ツーリングの装備

日本半周が終わった時にブログに書こうと延ばし延ばしにしていた自転車での長距離・キャンプツーリングの装備の説明しようと思います
道中で買い足したり処分したりと少しづつ変化して、最終的な荷物の構成になります

※キャンプ道具の多くは新潟市のOUTSPOTさんで購入しました、いつもお世話になってますm(_ _)m


○バッグ類
モールトンに取り付け、自転車用パニアバッグではこれが最良かも
防水、ストラップを引き上げるだけで着脱可能、小分けポケット、リフレクター等 至れり尽くせり
お値段が若干高めなのはやむをえず、明るい色のほうが熱を吸収しない

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バックパック OSPREY エーリエル65
普通の自転車ツーリングではこれはナイですが、ブロンプトンでキャンプツーリングするなら60㍑前後が使いやすい

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テント、エアマット、寝袋、調理器具、着替え等がまるっと入ります


取り付けはこちらの動画を真似しました
登山と違い、重いものは下に収納しないと重心が高くなり安定しないので注意
重量は荷台に集中するので、サドルの支え棒は神経質にならなくても大丈夫(私は携帯ポンプにスポンジ巻いてました)
ペダリング時に踵が当たりやすいので、バッグは出来るだけ後ろに固定するのと、内股で漕ぐように意識してください

これを背中に背負って右手にブロ、左手にフロントバッグを持てば輪行も大丈夫、全部で40kg近くになるので大きな駅の構内ではヒーヒー言うけど



○キャンプ道具

30年以上生産されているので信頼性は問題無し(私のは20年前に購入)
名前の示す通り”月明かり(ムーンライト)”の中でも設営できるほど簡単(慣れれば5分)前面後面がメッシュ素材なので通気性と防虫効果は高く、防水性も高い(朝起きたら水たまりの中にいたことがあるけど、水漏れはありませんでした)
残念ながら1型は高さがないので中で座れないのと、テント内に大きな荷物を入れられないこと、最新の防水透湿生地のテントと比べるとやっぱり重い

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これは化繊ですが、お値段は上がるけどできればダウンの方が小さくなるのでお奨め(特に自転車)
リミット温度5度とあるが実際にはその温度では寒いので、薄手のダウンジャケット・ダウンパンツも用意

エアマット THERMAREST プロライト
銀マットと悩みましたが地面に小さな突起があってもエアマットでは気にならなくなるので、寝つきの悪い人はこちらのほうが良いかも
毎晩膨らませて毎朝折りたたむのがちょっと面倒

NASAが宇宙用に開発したシートで、グラウンドシート、風除け、保温ブランケット、フライシートなど多用途に使えるシート
直接地面にテントを張るとテント生地が傷むので、これをひいて保護 (断熱効果もあり)
ちょっとかさばるがあると心強い

最初は衣類を丸めたスタッフバックを枕代わりにしてたけど、やっぱりちゃんとした枕のが寝心地がいい

折りたたみ椅子 MagicMountain トレイルチェア
地面に直接座るのは気が引けるので、キャンプ場で自炊するとき等にあるとやっぱり便利

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○調理器具
旅の始まりの時は頑張って自炊をするのに、だんだん日にちが経ってくると億劫になってきて、キャンプ場以外はあんぱんやコンビニ弁当か牛丼屋になってしまいました
※道の駅や公園での火の使用はやめましょう!

ジェットボイルもいいですが、見知らぬ土地でガスカートリッジが確実に手に入るかどうかはわからないので、100均やコンビニでも入手できるカセットガスのジュニアバーナーの方が安心
そのままだとケースがかさばるので、布巾などにくるんでクッカーの中に入れればカチャカチャ鳴らずケースも不要

これも登山用に所有していたもの、軽いし小さいし不満はなし
でもこれでコーヒー飲むと火傷するので、マグカップは必要

カトラリー  SnowPeak ワッパー武器
物騒な商品名です、コンビニでもらえる箸でもとくに困ることはなし

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包丁 ミソノ440 ぺティーナイフ
フォールディングナイフもいいけど、料理には包丁のほうが使いやすい
これ以外にビクトリノックスのナイフ があれば問題ないかと

最初はいろいろ準備してましたが、結局はパスタばかりになったのでこれで落ち着きました
いろいろ食材を用意しても腐るのは困るし重量も増えるので、非常用に1食分だけ(ショートパスタ1袋、ツナ缶)を常備して、野菜などの具材を途中のスーパーで買うのが日課

お米は重い、研ぐのに水を多く必要とする、炊き上がるまで時間がかかるのに対し、ショートパスタなら100gのパスタを茹でるのに300ccあれば大丈夫、お湯を沸かす時間+茹で時間で10分、と効率的です
イタリア軍が戦場でパスタを茹でてたとネタにされますが、あれはロングパスタではなくショートパスタだったので、少量の水で調理時間も短いとちゃんとメリットがあったそうな

コンビニと牛丼屋では野菜不足になるので、カット野菜を買って袋の中に直接ドレッシングを入れて袋のまま食べてました
これだと洗い物が出ないのでお手軽に野菜が摂取できます
カット野菜はあまり評判は良くないけど、糖分ばかりの野菜ジュースならカット野菜のがはるかにマシという考えなので

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○衣類

こちらで詳しく紹介してます→ピークパフォーマンス・ピュアジャケット
安心・信頼のゴアテックス
私は黒だったけど明るい色がお薦め

アウトドライ生地なので防水・透湿・軽量、トレランシューズなので靴底はそこそこ固め
色が黒いので熱を吸収して快晴の日は蒸れ々れ
中敷きは定番のショックドクターに交換
ビンディングシューズは観光や登山には不便

サンダル ギョサン
これも靴底が固くて自転車との相性良し
靴下を脱がなきゃいけないのが面倒なのと、日焼け跡がけっこう恥ずかしい
クロックスはデカい&柔らかいので、個人的にはおすすめしません(バイクは別)

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ユニクロドライが初めて発売された時に嬉しくて大人買いしたもの、当時で1枚4,000円ぐらいしたけどアウトドアメーカーやスポーツメーカーの速乾シャツはその倍くらいの値段だったのでそれでも安かった
毎年夏になると10枚ほどを着回しているけどいまだに現役、当時のユニクロ製品は丈夫でした(今のは知らない)
明るい色の方が熱を吸収しないし周囲からの視認性が良くて安全、汚れが目立つけど

2Way、撥水、透湿、速乾、ストレッチ、UVカットと至れり尽くせり
基本は短パン、脱がなくても長ズボンになるし荷物もかさばらない
これを2枚用意して昼着←洗濯→寝間着とローテーション

パンツも速乾素材、コインランドリーの時間短縮になる
それと膝をいたわるのにワコールのCW-X は毎日着用、完全にCW-X依存症です

ウールの靴下は臭くらないのが吉、でも洗濯後の渇きは綿と同程度

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薄手のフリースでどちらかといえばシャツ的な感覚で着用
軽い、柔らかい、涼しい、暖かいとこの旅1番の活躍
1人1枚と言いたいけど日本だと高価過ぎ、円高の時に個人輸入で9,000円くらいで購入、これぐらいが適正価格

これもかなり活躍
防風、撥水、透湿、こぶし大に畳めるのでいつもウェストバッグに忍ばせ、ちょっと寒い時や小雨になったらすぐに羽織る
ゴアテックス等の雨具もそうですが、撥水機能が低下してきたらコインランドリーの乾燥で熱風にあてると撥水機能が回復します

ダウンジャケット patagonia ダウンセーター
自転車を降りたらまずこれを着る、軽くて小さく畳める憎いやつ
ユニクロ等でもいいが保温力が違うので、寒冷地に行くならアウトドア用が安心

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早春のフライフィッシング用に持ってました
寒い夜には大活躍、軽いし収納すれば500mlペットボトル位の大きさになるのでそれほどかさばらない
北海道ツーリングにこれを持っていくか寝袋を厳冬用にするか悩みどころ(私はダウンパンツをおススメ)

毎日何時間も自転車乗ってればグローブなくても平気になりますが、落車した時の手の保護にあった方が安心

ヘルメット・帽子 私はベースボールキャップでしたが、ヘルメットが安心安全

伊達メガネ 最初はTALEXの偏光サングラスを使ってましたが夕方やトンネル内は暗くて見辛い、けど飛び石などから目の保護はしたいのでUVカットの伊達メガネを常用
眼鏡なしだと眼球が日焼けしてウサギ目になります

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○モバイル、電気関係

スマートフォン XPERIA SO-04D
最近のスマホは防水、大容量バッテリーで羨ましい
必須アプリはGooglemapGooglekeep道の駅ビューア雨雲マップ、ホテル予約のアプリであとはお好み
普段は機内モードで、調べ物や地図の更新などの時にだけ通信するようにしてバッテリー温存
スマホフォルダーは直射日光でスマホがアッチッチになるので注意

ソーラーパネル+乾電池式USB充電器 GOALZERO NOMAD7+ GUIDE10
エネループプロ単三×4本(10,000mAh弱)を充電するのにたぶん夏場の快晴で8時間以上必要かもしれません(道中は1度も満充電出来ず)
なのでソーラーパネルは保険程度で、もっぱらホテルでエネループを充電、それをモバイルバッテリーとして使用してました

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単三12本+単四8本あれば3~4日は大丈夫

USB充電器 2A以上+充電用USBケーブルがお薦め、充電速度が違う

3口タップ コンセントが足りないことが結構ある
※道の駅やコンビニでの盗電はやめましょう!

デジカメ リコーGRD4
一眼レフ持っていけば良かったと今更後悔
最近はスマホのカメラの画質も良くなったので、こだわらない方はスマホでいいのかも、SNSへの投稿も楽だし

電子書籍 Kindle PaperWhite
暇つぶしにスマホはバッテリーが勿体ない、けど本は重いしかさばるし明かりが必要なのでKindleの出番
バッテリーが2週間保つ、バックライト(正確にはフロントライト)があるので夜のテント内でも読める、テザリングでいつでもどこでも本を購入出来るので旅行には最強のガジェット、使わないときはジップロックに入れておく

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電池がもったいないし重くなるのでランタンは使わず、明かりがいるときは自転車のヘッドライトにこのシェードを被せてました
出番は少なかったけど、あれば助かるし畳めばかさばらないので便利
山奥のキャンプ場でもなければそこらじゅうに街灯があるのでスマホのLEDライトで特に不便はなし
暗くなる前に目的に着くようにしていたのでライトの出番はトンネルと雨の時くらい
※朝4時起床 → 6時出発 → 夕方4時までに目的地に到着 → 6時夕食・洗濯 → 8時就寝
雨が降ったら迷わずフロント・リアライトを点滅させ、リフレクターのバンドやタスキを体中につける



自転車用小物・工具ほか

ヘッドライト 定番のGENTOS閃を使用
でもハブダイナモライトは電池を気にしなくていいので、できるならハブダイナモのがいいかも

テールライト キャットアイ オムニ5 後照灯も光った方が安心

スペアタイヤ シュワルベ マラソン プラス なら1万キロ以上走れるので、国内ならなくてもいいかも
必要になったらタクシー読んで自転車屋かホームセンターに直行(特殊なサイズなら持って行った方がいい)

スペアチューブ 2本あればかなり心強い、パンクしたらとりあえずチューブ交換して、夜にパッチで修理

パンク修理キット  パンク修理の予行練習はしておこう

チェーンオイル フィニッシュライン ウェットルーブ チェーンノイズが出始めたら注油、雨天走行後は要チェック

携帯工具ほか TOPEAK ヘキサス、小型ペンチ、小型モンキー、針金・ビニールテープ・タイラップなど

サイクロコンピュータ 必要

バックミラー 絶対必要! 後方確認出来るだけで精神的疲労度が違う

ワイヤーロック 荷物満載の自転車は盗難の心配は少ないけど小さくてもいいから1つ以上用意する

ドリンクホルダー 1L以上のペットボトルがつけれるものをできれば2つ用意した方が良い

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○日用品 

ティッシュ、タオル トイレットペーパーは芯を抜いて潰すとかさが減る

石鹸、歯磨き粉、歯ブラシ

爪切り・髭剃り ひげもじゃだと周りの人は話しかけづらい

医薬品 絆創膏、正露丸、鎮痛剤など、必要なものはその都度薬局で

液体洗濯洗剤 最初は公園の水場で石鹸で洗っていたけど悲しくなってきたので、それ以降はコインランドリーを利用

耳栓 夜の道の駅は大型車の出入りで結構うるさい
寝つきの悪い方は、睡眠導入剤代わりに抗アレルギー薬が使える…という噂も(中身が一緒で有効成分比の値段がかなり違う)

虫刺され薬、蚊取り線香 海岸近辺は(比較的)蚊が少ないのでそういう場所を寝床に選ぶのもアリかも
北海道の蚊は凶悪なので注意、蜂に刺されたみたいに腫れあがる

温度計 熱中症予防に、ハンドル周りに取り付けていつでも確認できるようにしておく

ロープ、洗濯バサミ 洗濯物を干すのに

カラビナ、クリップ 何かと使える

ビニール袋、折り畳みトートバッグ 買い物・ゴミ入れ・コインランドリーに行く時に

日本一周の看板 日本一周する人は後続車に見えるように貼るのをおススメ
自慢してるみたいだからイヤだと抵抗がある方もいますが、これがあるとクルマに煽られなくなるし出会いも増えます
でもこれを餌に物乞いみたいなチャリダーがいるのはいただけない

☆ 超個人的 危険自動車ランキング ☆
1位 田舎の爺ちゃんが乗る軽トラ
2位 観光バス・タクシー
3位 黒いシャコタンのミニバン・VIPカー
4位 営業マンのプロボックス・ハイエース
5位 プリウス
これがバックミラーに見えたら要注意! 高確率で幅寄せや煽られる
ダンプカーや運送トラックはちゃんと車幅を空けてくれるので嬉しい

クルマの免許を持っていない学生なんかの走りを見ていると、後続車が来てもお構いなしなので、見てるこっちが怖くなる
後から気配がしたらペダリングを止めて、軽く振り向くなり道を譲るパフォーマンスをするとクルマは抜きやすくなり、トラブルの確率も下がります
過失割合はクルマの方が高いから優先意識があるのはわかりますが、事故ったらそこで旅が終わってしまいます
クルマは危険物だと思って大人しくやり過ごしましょう

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数か月間キャンプし続けることを想定しているので、面白味に欠けるのは致し方なし
1~2泊のキャンプツーリングならコーヒードリッパーとかホットサンドメーカーとかあると食事が楽しくなりそう

※画像足しました、随時加筆修正

by play_alone | 2014-04-12 11:04 | ブロンプトン

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