続きから革の切り口の角を切り落とします(道具の名前は知らない…)
まずはカード入れを作ります
縫い目に穴をあけて
糸が盛り上がらないようにタガネで凹ませます
こうすることで糸がほつれ難くなり耐久性が増します、専用の道具があるようですが持っていないので私はタガネで押し付けて凹ませています
縫い代の長さの2.5倍以上の糸を用意(革をたくさん重ねるときは3~3.5倍あってもいいかも)してチクチク塗っていきます
縫い方は、最初の穴に糸を通し左右の針をそろえて糸の長さを左右同じにし、次の穴に裏と表から交互に針を刺していきます
何度かやってコツをつかめば綺麗な縫い目ができるようになります
縫い終わりは1~2回折り返して、目立たない面に糸を5mmほど余分に出して糸を切り、ライターで先端を炙って(熱いけど)指で押し付けて平らにします
ここで最初で最大のミス!、カードが奥まで入らないように糸を縫い付けて底を作らないといけないのに忘れてしまい、気付いたのは最後の最後…
↑古い財布の画像
やり直すにはこの後の工程を全部やり直さないといけないので若干悩んだもののすぐに諦めました
だってメンドクサイもん(手縫いは丈夫でほつれ難いけどその逆はカッターで縫い目を一つずつ切っていかないといかないし、接着した部分を剥がすのは失敗すると革そのものが破けてしまう)
次に作るときはこの記事を読んでちゃんと予習しよう(戒め)
今度はコイン入れ
まあこの失敗した縫い跡は見えない部分だし強度的にも問題ないので大丈夫
それよりも前述した大ミスの精神的ダメージが大きすぎてこれぐらい屁でもない
接着する部分を刃物で毛羽立てて接着力が増すようにします
接着したら当て革をして木槌で叩いて圧着させ、クリップで挟んで一晩おきます
今回はここまで、次で最後